アンドラレース

アンドラレース終わりました。
結果は無事完走いたしました。

ただ、今回はいろいろあり、
気づきのレースになりました。


5月のレース後から腸脛靭帯を痛めていて、
レース前からネガティブなことばかり考え、すごく怖かったです。
怖いとか不安だとかしばらくなかったのだけど、
今思うとちゃんとサインを出してくれていたのだと思います。


案の定、走り始めてすぐ腸脛靭帯が痛み出してしまい、
しかも体調もよくなく身体が動かない。
いつもだったら”しばらくすれば動き出すよ”といたってポジ、
痛みがあるだけだったら行けるとこまで頑張ろうと思うのだけど、
今回は違ってずっとリタイアのことばかり考えて走っていました。
”次のエイドでリタイアしよう。。。”とずっと考えて(笑)
いくら痛くても辛くてもリタイヤのこと考えることはないんですけど。。。

115qの山小屋エイドでは気持ちかもしれないと、
30分ベットに横にならせてもらい、考えた。
135qのエイドでは本気でリタイヤしようと
日本に電話をかけた。
「身体が大事だから止めてもいいよ」と。
1時間悩み、
「弱さ」なのかもしれないし「甘え」なのかもしれないと葛藤し、
前に進むことを選びました。

選択が正しかったのはわからないけど、
”弱さ”には気づけました。



終わった今、
身体が動かなかったのは心が疲れてしまっていたのだろうし、
膝が痛くなったのは何かのサインだったのだと思います。

心と身体は繋がっているので
メンタルがすべてフィジカルにつながっていくのでしょう



競争が嫌いな私が(笑)レースをするのは
タイムや順位ではなく、
心も体も楽しめるから。


でも4月5月6月のレースは多すぎた、
身体も心も整える時間がなかったのだと反省です。

こなすだけのレースだったら
らしくないなと思いました。


そういう意味で気づきのレース、
すごく意味のある時間でした。



さて、そんなことは私のリマインドなので置いておいて、
アンドラレースについて。


山山山(笑)
トルデジアンのデジャブじゃないかと勘違いする箇所も何カ所かありました。
とにかく山が大きくって、壮大なんです。
何度もピークを越えて山の裏側に行くコースで、
登りきった時に見える反対側の景色にいつも感動してました。
コースはテクニカル、
目で見た感じだと垂直じゃないのってくらい急な箇所がいっぱいあるし、
岩がゴロゴロで下れない箇所も多々ある。
永遠と続く登りに
いつ終わるのだろうかという下り、
山好きにはたまらないコースです(笑)
行けども行けども距離は進まないです(笑)
トレランレースではなくて、
山岳レースですね。

とにかく雪被った山々は素晴らしく、
空気が澄んでいて天に近い気がしました。

一日目は少し雨もぱらつきましたが、
二日目は好天、
満月でもあって、明るい月に癒されていました。


体調万全でまたトライしたいと思う、
そんな素晴らしいレースでした。


また御礼は日本にかえってからしますね

応援ありがとうございました。
2013/06/23(Sun) 19:10:01 | 日記

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hiroko
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