タイムカプセル

中学を卒業する時、
学校の裏山に友人10人くらいでタイムカプセルを埋めた。

授業中にメモを回し、
タイムカプセル埋めよう作戦をしたのを覚えている。

確かカセットテープに声を吹き込み、
将来の自分宛に手紙を書き、
生徒が帰宅して静かになった土曜日の午後、
こっそり集まってうめた。
その後海に行き、港を歩いて潮の香りと共に別れを惜しんだのを思い出す。
あぁ青春だ〜(笑


”ハタチの成人式で空けよう!”
なんて約束をしてそれぞれの道を歩み始めたのだけど、
成人式では
”あまりにも早すぎるから大人になってからにしよう!”
ってことで空けなかった。
(そりゃそうだ、5年しか経っていなかったからね)


それから随分の時間が過ぎた。
ふと、あのタイムカプセルはどうなっているのだろうと思った。



現在、地元では毎月「元気会」という名の
中学の友人たちが集まる食事会が開かれている。
わたしがまだ地元にいた当初は学生気分の延長って感じだったけど、
今では皆主婦、子供の数のが多くなっている。

最近参加できていないけど、
相変わらず「元気会」やっている。
よく考えると、今でも毎月ってすごいことだよな



『いろんな事があったけど、
みんなみんな笑顔だけは忘れずにそれぞれの道を
今日まで生かされて来たね。
今度、合う時も合い言葉はひとつ、
心からの「元気かい?」』



数年前、地元を離れたわたしの元に突然届いた額。
地元出身の作家、ひろはまかずとし さんに書いてもらったものだと
親友が送ってきてくれた。


壁の中の言葉、ふと目に入り、癒された。
久しぶりに元気会に顔を出してみたくなった

遊びのプロ

カメラマン佐藤佳幸さん撮影、
乗鞍トレランイベントの模様がDVD化された。


トレランの楽しさあり、
講習内容あり、
レースの模様あり、
笑顔笑顔笑顔あり。。。

すごい上手にでき上がっていた。


↓これを見てほしい。
ほんと楽しい映像。
(イベント会場などで一般にも発売。 1000円!)

http://www.youtube.com/watch?v=VlLdr1mEpXI



よっちゃん(佐藤佳幸)は
わたしの知る限り No.1 の”遊びのプロ”である。
(って遊び人とは違う!楽しさを知っているという最高の褒め言葉!)

今はトレイルランニングやアドベンチャーレースの映像など
アクティブスポーツの映像を撮るカメラマンだが、
(この世に出ているこれ系の映像はほとんど彼が絡んでいる)
実は自身世界中のいろんなアクティブスポーツをしてきたものすごい行動家なのだ。



寝ずのアドベンチャーレースやトレイルランニング、マウンテンスキーや自転車、
あらゆる"楽しいこと”を求め、世界中でレースをやってきた。
無謀だと言われたことも、ただ”やってみたい!”っていう熱い情熱で始め、
挑戦し、実現させ、生還してきた。


彼が作り出す作品には
そんな経験をしたからこそ作り出せる”楽しいオーラ”がにじみ出ている。

映像は感性そのものなんだよな


彼の映像をたくさんの人に見てほしいと思った

ランラントレランin丹沢

今日は雨降らなかったんじゃなかったかな!?
って思うほど午後から雨が続きましたね。
何気に今も雨。。。



けど、トレラン中は強く降られなかったからいいかっ

セブンヒルズのツアーに参加してくださった皆様、
ありがとうございました。

なんと言っても今日は明るかったですね!
ずっと明るい声が聞こえていたような〜

しっかり走ったところもあり、
遊んだところもあり、
アップダウン、ガレ場のあるちょっとハードなコースも楽しめましたね^^

同じ趣味の話は尽きることはありません、
温泉出た後も話は止まらず、、、

これでエネルギー充電です


明日からも力抜いて笑っていきましょ〜う

心から溢れてくるものを大事に

ヒマラヤ8000m級の山々を単独で登っていたという
登山家の戸高雅史さんに会ってきた。

若かりし頃山に魅せられ、
取り付かれたようにヒマラヤへ通う。
最終的には自分の登りたい場所へ
行きたい方法で登りたいと単独行・無酸素で高所に通うようになる。
エベレストに臨んだ1回目、
後350mのところで無念のリタイヤ

翌年再挑戦するも
身体の調子が悪く、ボロボロ泣きながら断念を決める。

その時、戸高さんは
何かのサインを感じたという。


そして、その後数年かけてサインを心で受け止め、
登山家の道を外れていく。

諦めたわけではなく、
それまで興味があった自然学校に心を奪われていくことになるのだ。



現在、素晴らしい感性溢れる言葉をたくさんの子供たちに伝えたくて、
自然学校をしながら富士山の見える静かな自然の中で、
二人の娘と明るい奥様と毎日を充実させながら過ごしている。



戸高さんは言う。
「ヒマラヤ登山で求めていたことを
すぐそばで感じられることに気づいたからもうヒマラヤに行かなくてもいいんだよ。
今でも安定しているように見えて揺れるよ。
だけど、幸せにも家族がいて原点に戻れるんだ。」
と。



世界の厳しい山に単独で無酸素で
挑戦していた世界的クライマーとは思えないような
おっとりした口調と柔らかい物腰で静かに話をしてくれた。
決して自分を強く主張することをせず、
わたしの話をゆっくり聞いてくれ、真剣に向き合ってくれた。

”やわらかい”


真剣な眼差しの向こうに
果てしない広さを感じた。


「今を生きればいい。
感じるままやればいい。」

いくつかの大切な言葉をもらった。


二人のお嬢さんも人懐っこく、
自由がままに感じて生きているのが溢れていた。




わたしが単独行でエベレストを目指しているわけでも
世界的登山家になろうと思っているわけでもない。


ただ日常を過ごしていると
いつの間にか思考が狭くなってしまい、
小っちゃなことでアタフタしてしまうことがある。
大事なものが見えなくなって悩んでしまったりする。

そんな時、新しい風を身体に吹き込んで
思いっきり深呼吸したくなるんだ。


人と話す、
旅に出る、
環境を変える、


迷ったときは気持ちをリセットさせて、
自分を原点に戻せるようにしたいと思っている。


”心から溢れてくるものを一番大切にしたい”




感性はいつでもあるものじゃない、
感じる力が衰えないように
柔軟な心で軽やかにいたい

小さな冒険者たち

ヤビツ峠あたりを歩いていたら、
正面からなんやら柔らかい声が聞こえてきた。


近寄ってくると、
それが小さな子供たちと知る

子供というにはあまりにも小さい、、、
年齢を聞いてみると「4歳」!!

もちろん数人の大人が一緒だったから、
保育園か幼稚園の遠足と思われたが、、、


結構山だよ、
かなりガレてるよ、
急に登って、急に下ってるよ、
で距離も結構あるよ、
大人もへこたれそうなトレイル



彼らは元気に掛け声をかけてくれ、
明るく通り過ぎていった。


明るい表情に
いっぱいの元気をもらった


探検隊ツアー

地球探検隊のトレランツアーで鎌倉へ。


探検隊のツアーはいつもと違うお客さんが集まる。

旅好きばかりで、
"トレラン”という未知の世界への好奇心でやってきてくれるからだ。

”自然の中で走る”ということに興味をもち、
純粋にトレランを体験しにきてくれる。



メンバーみんなすぐに打ち解け、
トレランという”遊び”を楽しんでいた。

楽しい空気を
ありがとうございました


「大人の修学旅行」をやっている地球探検隊。
”大人の運動会”をやっても違和感ないですよねv

むろちゃん、ありがとう!

USバスクディストリビューターの
Georgeが来日したため食事会に行ってきた。

もういいお年なのに、元気に世界中を飛び回っている
とっても笑顔のステキなジェントルマン。
サプライズを用意してくれたり、
節々にメールをくれたり・・・
いつもありがとうGeorge!




そして、もうひとつ。
ずっとA&Fでサポート担当してくれていたむろちゃんが
来月で退社してしまう。
体調不良もろもろで環境を変えてみるとのこと。
穏やかな顔の奥で痛みやストレスを感じていたんだね
ゆっくり休んで、しっかり身体を治してほしいと思う

むろちゃんとはA&Fでお世話になる頃からの長い付き合い。
愚痴を聞いてもらったり、
時には励ましてもらったり、
いろんなお願いをきいてもらったり。。。


ほんとに”ありがとう”がいっぱいです


すごく寂しいけど、
これからもアウトドアで仕事をしていくということだから、
今後は友人として仲間として付き合っていきたいと思う



むろちゃん、
「お疲れさま」そして「ありがとう」
これからもよろしくお願いしますv

アウトドアイベント in本栖湖

先日Goldwinで行われた
ツールドモンブラン凱旋報告会に行ってきた。


果てしなく続く壮大な景色、
絶え間なく続く声援、
たくさんの笑顔。
トレイルランナーの充実した顔。
懐かしくもあり、
少し羨ましくもあった。



ウルトラランってレースじゃないんだよなぁ
”すべてのものや人にすごい感謝を感じられること”


勝つとか達成感とかいうより
何よりも感謝できる幸せなんです。

まつながくんが言ってたように
「家族に感謝」
ませさんが言ってたように
「生きていることに感謝」


感謝が溢れてきてしまう感動なんです



このツールドモンブランがNHKで放送されます
鏑木さんを追いかけての映像ですけど、
素晴らしい景色や雰囲気は伝わると思います

10月31日(土)20時〜 NHK総合「ワンダー×ワンダー」
11月29日(日)22時〜 NHKBSハイビジョン「ハイビジョン特集」





昨日は
11月7〜8日で行われるエイ出版主催のイベント
フィールアース・アウトドアミートin本栖湖
の下見のためマセさんと本栖湖へ行ってきた。
トレイルランニング教室があるのだ。

短い樹海コースをゆったり歩きで話しながら下見。
トレイルの話は飽くことない。

話の中からたくさんの収穫を得て、
充実した時間。


イベント自体は25社くらいのアウトドアメーカーのブースがでて、
イベントがあって、キャンプがあってと、
とっても大きく、楽しいものになりそうだ。
今からワクワクしている

ハセツネ

ハセツネ(日本山岳耐久レース)に参加されたみなさま、
お疲れ様でした。

天気もよく、
絶好のトレラン日和でしたね。


”楽しめた”でしょうか?



う〜ん、
今回わたしの目標はこれでした。
何よりも楽しんで走ること。

結果、ゴールした後時間がたって
考え込んでしまいました。
楽しめてなかったなぁって


とっても辛い状況、
自分の内面からくる体の不調。
胃痛。。。最近のレースは連戦連敗。
癖になっているのか、トラウマなのか・・・
足はパキパキ。
ガマンの大会でした。
タイムはどうであれ、昔あんなに楽しんで走れていたことが嘘のようです(笑)


収穫はその中ゴールしたことでしょうか
10時間18分  女子総合2位

いろいろ声をかけていただき、ありがとうございました



しばらくは身体と心を休めて
癒しスポットに足を運びたいなと思っております

本田紘輝くんの世界

昨夜、何気なくテレビを見ていた。
『THE BEST HOUSE ザ・ベストハウス123』
”壮絶!闘病人生 命を燃やして残したメッセージBEST3”


悪性の脳腫瘍により闘病生活を余儀なくされた本田紘輝くんが
病魔と戦ってきた4年、彼が残したいくつもの絵画が紹介されていた。

絵がものすごかった。
11歳の少年の絵とは思えないほど力があり、魅力的で、
心を強く強く揺さぶられた。
彼の強い目や、愛いっぱいの姿を見て、
彼に起ったことが悔しくて涙が止まらなかった。

実は今日一日、ずっと彼の表情や絵が
頭から離れなかった。




4年もの長い月日の中で身体が衰えていく中で、
自分の病気なんかに”負ケテタマルカ”と気持ちを絵画に残していく。
母の喜ぶ顔が見たくて、それが幸せで絵を描き続けていく。

「どうしてそのような空想上の絵が描けるのか」の質問に
「手が勝手に動いていく」
と彼は答えた。
やりどころのない憤りや悔しさ苦しみ痛みが勝手に表現されていたのかもしれない。
家族に愛され、その愛情溢れた心が絵から汲み取ることができた。


彼の絵には
本当に力があった。
彼の表情には強い何かがあった。


母に対して
「ママ 愛しているよ」
ママは
「紘ちゃん、ママも愛しているよ」
と言った。

息を引き取る前、
「ママ、僕の目を忘れないでね」
ママは
「忘れないよ。これからもずっとその目でいろんなもの見ていくんだよ。わかった?」
と問いかけた。
「うん」
と頷いた。


彼を愛する家族、
それを感じていた紘輝くん。
きっと何よりも何よりも大好きなママと別れなければいけないことが
悔しかったのだろう、
寂しかったのだろう、
無念だったに違いない




ありがとう、紘輝くん
すごい生きるエネルギーをもらいました

あなたが残したメッセージを忘れません


”生きる”
ってすごいことだね




今でも涙が止まらないよ、
いつか彼の絵を見に行きたいと思う

後立山連峰

北アルプス、後立山連峰へ行ってきた。
仲間たちと一緒に軽くトレッキングな感じで。
扇沢〜種池〜鳴沢岳〜種池〜爺ヶ岳〜冷池山荘
冷池山荘〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜遠見尾根〜神城駅

最近雨天続きだったのにも関わらず
最高の天気で山がキレイだった





山帰りにモンブランでお世話になった方の家に寄らせてもらった。
山に囲まれ、静かなところで、
家族があったかくてすごく癒されました。

自分の方向性についてとってもいいお言葉をいただきました。
身体が楽になりました、
すごいすごい視野が広がりました、
肩の力が抜けました、
感謝でいっぱいです。
えっちゅうさんありがとうございました〜



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